「初めての経験」って何歳になっても新鮮なものですよね。

経験したことが辛い結果になったらなおさらです。

今夜はそんな悔しい結果になった初合コンの想いで、

いよいよ詳細について語っていきます。

参加者は前回お伝えした通り。

女性は爆乳お色気F子ちゃん、超小顔モデル体型A美、ファビュラスK菜。

男性は税理士事務所のイケイケ社長率いるイケイケリーマン。

自己紹介が終わり、約3時間の合コンスタートです！！

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最初に話したのは隣の席に座った、イケ眼鏡さん(推定27歳)

私が超緊張してるのを察してか、

「ものすごく緊張してるねー。もう雰囲気から伝わるよ」

と笑顔で優しく色々話しかけてくれました。

そのイケ眼鏡さんは副業でも稼いでるそうで、

クルーザーに友人と乗って楽しそうにしてる写真も見せてくれました。

他にも夢とか色々語ってくれて

「社会人になったら色んなことができるよ。あと、普通に会社員として働くこともできるけど、そうじゃない働き方もあるんだ。世界は広いよ」

お金に困りたくないという気持ちが強かった私は、合コンということを忘れ

途中から食い入るようにイケ眼鏡の話に聞き入ってました。

会社員じゃない働き方でお金を稼ぐってどういうことなんですか？

どんな仕事してるんですか？とか質問もしたんですが

「会社員になって忘れてなかったら教えるよ。あとで連絡先教えて」

と爽やかな笑顔で対応されました

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これ、今冷静に考えると、

「このイケ眼鏡はマルチ商法かなんかヤバいことやってたんでは？」

と思います。

社会人になってからマルチの勧誘受けて、そこで成功してる人がクルーザーとか乗り回してたり、何の仕事してるんですか？って聞いても絶対にちゃんと答えず濁すことしかしてなかったので

ですが世間知らずな女子大生の私は、このイケ眼鏡の話を聞いてすごーい！！と純粋に尊敬しました。

眼鏡男子が好物だったこともあり、一気に「この人好きかも」と感じてました。

その感情もあり、余計に緊張は募るばかりでしたが。

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1時間半ほど経ったところで、男性の1名が用事が出来て退室しました。

きりがよかったので席替えタイム。

イケ眼鏡と社長さん、F子とA美

アメリカに留学経験のある社長の右腕の敏腕税理士と、ファビュラスK菜と私

のグループになり後半戦スタート☆

K菜は2か月後に留学予定だったこともあり、税理士さんに色々聞いてました。

私は英語が大の苦手だし留学するとかマジすげーと思う人種なので

こちらの二人の事は本当にすごいと思ったし、それを伝えたら

途中専門用語とかわかりにくい話があったら優しく解説してくれました。

なんて優しい世界。そのおかげで3人で話を楽しくできました。

「世界は広いなー。色んな人とお話できて楽しいなー」

とふわふわ感じてたら尿意を催したのでトイレへ。

気持ちよく用を足し、手を洗い鏡を見たら

そこには化け物が・・・！！

慣れない化粧のせいで、ファンデーションはくずれハゲハゲ。

マスカラは落ちて若干パンダ目。

笑いしわが目尻と話す時にくっきり残り魔女みたい。

そして張り切って着て来た一張羅の白ワンピースには

さっき飲んだ赤ワインの飲みこぼしがうっすら胸元に。

ギャー―――――！！！！と叫びたい衝動に駆られました。

化粧慣れしてないもんだから、直し方もわからず。

幸い、良いレストランだったのでトイレのアメニティが充実しており

置いてあった綿棒とコットンでパンダだけはなんとかしようと必死に直しました

ワインのシミは完全には取れなかったけど、コットンで高速染み抜きをし

なんとか目立たないくらいには修正しました。

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おそらく10分ほどトイレで格闘し、ようやっと席に戻ったら

各グループ盛り上がりは最高潮。そして私の入る隙なし。

イケ眼鏡・社長・F子・A美グループは

男性陣が「A美ちゃんモデル？マジ顔ちっちゃいよね？彼氏いんの？」

と前のめり。それに対しA美ちゃんはタメ口で何か答え、わっと盛り上がる。

右腕・K菜は留学の話は終わっていて

右腕が「彼氏いんの？なんで別れたの？」と恋愛遍歴にかなり探りをいれてる

おおお。男と女って感じだ。

そしてあのー…

私は入る隙がないなあ。。。。

合コンメンバーが揃った段階で既に気おくれしてた私。

それでもなんとか楽しかったのは、みんなが優しく話しかけてくれたから。

でもこうして、トイレから戻ってきても誰も私に気づきもしない状況をみて

「わたし、お邪魔だったなあ…」

と痛感せずにはいられませんでした。

立ったままにもいかないので、とりあえず右腕とK菜の近くに座り、

場の空気だけは下げないよう、とりあえず笑顔で最小限の相槌を打ち

もくもくと残った料理をたべていました。

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そして良い時間になりお開きに。

退席時はバタバタしてたので「連絡先は幹事があとで皆に送るね！」

という流れになり解散。

解散前にF子ちゃんが「気になる人いた？連絡先教えるよ」と言ってくれたので

私はイケ眼鏡が気になることを伝えました。

そしたら後日F子ちゃんが送ってくれたのは

まさかのイケ眼鏡でなく、途中退席したほぼ話をしてない人でした…

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帰り道、人もまばらな電車にゆられながら痛感したことは

「女は見た目が命」

巨乳、小顔、モデル体型みたいな女性に

男はやっぱり吸い寄せられる。

その真理を、この数時間で体感しました。

電車の窓には

美容室に行ったものの、湿気と汗で広がった髪

崩れ切った化粧顔

ワインの染みがとれてないワンピース

絶望した表情の私がいました。

「今の私は、男性から見て全然魅力的じゃない」

「負けた・・・。圧倒的に負けた・・・。」

自分の魅力のなさや市場価値がないことを痛感し

窓に映った情けない自分の姿を見て

自然と涙がポロポロ流れました。

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7駅分くらい存分に泣き、すっきりした時おもったことは

「巨乳や小顔はどうあがいても無理だけど、せめて自分に自信をもちたい。」

「圧倒的に負けてよかった。あとはあがるだけだ！！」

今回の合コンで、現実を知れたことは本当に良い経験になりました。

悔しくて恥ずかしくてみっともない経験をしたからこそ、

ここから学んで次活かし続ければ

もうこれ以上嫌な思いをすることもないし

加算方式で自分を高めていける！と思いました。

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この合コン以降の自分の戦略と、旦那さんと出会うまでの過程は

また次の回でご紹介します。

次回もお楽しみに♪